更新日:2013-10-22
Outlookでメールに添付されたPDFを開こうとするとエラーになるとのお問い合わせを頂きました。
環境はWindows7 32bitのOutlook2013。
添付PDFをプレビューしようとすると、1つめはプレビューできますが、2つ目以降エラーになるとのこと。
「このファイルのプレビューを表示できません。次のプレビューアーでエラーが発生しました
PDF Preview Handler」
とのこと。
ダブルクリックしてReaderで開こうとしても
「ファイル**.pdfを作成できません。ファイルの作成先フォルダーを右クリックし、
ショートカットメニューの[プロパティ]をクリックして、そのフォルダーへの
アクセス権を確認してください」
ですって。
とりあえずReaderをアップデートして最新版にしてみても変わらず。
プレビュー表示を無効にしても変わらず。
ぐぐってみると、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Classes\CLSID配下のレジストリを書き換えるという方法もでてきますが、32bit版だからか、そのキーは見当たらず。
マイクロソフトのサイトに
Outlook で電子メールの添付ファイルを開くか保存しようとすると “ファイルを作成できません” というエラー メッセージが表示される
というページを発見
【引用】
Outlook 2010 Outlook 2010 を使用している場合は、次の手順を実行します。
[マイ コンピューター] をクリックし、C ドライブをダブルクリックします。
[File] メニューの [New] をポイントし、[Folder] をクリックします。
フォルダーに temp0 という名前を付けます。
[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Security\
右側のウィンドウで、[OutlookSecureTempFolder] をダブルクリックします。
[値のデータ] ボックスに「C:\temp0\」と入力し、[OK] をクリックします。
レジストリ エディターを終了します。
コンピューターを再起動します。
【引用ここまで】
ところが、Outlook2013に対しての記述はなし。
というわけで探してみると、
HKE_USERS\(SID)\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Security
にOutlookSecureTempFolderキーがあった。
ここに上記の手順で作成したtemp0フォルダを指定したら、無事開くようになりました。
うーん、Outlookのせいなのか、Readerのせいなのか。
個人的には2013はまだまが不具合が多い印象なので、あまり好きじゃありません。