実績・実例

パソコン修理・トラブル対応

Buffalo Terastationのレプリケーションエラー

今回はBuffaloの法人向けNAS「Terastation TS-XL/R5」シリーズの設定2台分をご依頼頂きました。

依頼内容の1つに「レプリケーションを組んでほしい」というご要望がございまして。

この機種はこのように2台用いることでレプリケーションができるのです。
そうすると万一メイン機に障害が発生したとしても、すぐさまサブ機にて運用できるので、業務を止めることがないという。

…実は設定依頼をされるまでそんな機能あること知りませんでした(^_^;)

で、その際に大ハマリしたお話。

メイン機とサブ機にしまして、1台のNASにそれぞれLAN1とLAN2に違うセグメントのIPアドレスを振ります。

それぞれのマシンに共有フォルダを作って、マニュアル通りにレプリケーションの設定を行おうとしました。

レプリケーション先を設定する際にどうしてもエラーになる。

ごめんなさい、エラーメッセージは忘れました。

で、マニュアルも何度も見て、設定も色々いじって、何回も何回もエラーを出してるうちに、ある事に気が付きました。

今回、メインのマシンの共有フォルダ名と、サブのマシンの共有フォルダ名は同一にしました。

当たり前です。
障害時に「できるだけ業務を止めること無く」スタンバイ系統に切り替えるのであれば、共有フォルダ名が異なるなんてありえない。

でないとユーザー全員にショートカット作りなおしてもらったりしないといけませんよね。

ところが、このNAS。

どうやら「レプリケーション先のフォルダ名が前方一致である程度いっしょだと設定ができない」っぽい。

どういうことかというとフォルダ名が
【メイン】-【サブ】
TEST - TEST ←ダメ
TEST - bkup ←OK
TEST - 1234test ←OKっぽい
TEST - TEST123 ←ダメっぽい
という神仕様の模様。

なぜ「っぽい」なのかというと先頭から何文字以上移行が異なればOKみたいな法則があるっぽいんですが、私はBuffaloの中の人ではないので、そこまで調査する筋合いはありません

これどういうことなんだろう。

と、頭のなか???でしたが、その時点で金曜の20時ころ、しかも客先。

とりあえず、メインとサブの共有フォルダ名は異なるものにして、レプリケーション設定をかけて、その日は帰りました。

なんせ、Buffaloの法人向けモデルのサポートは平日の17時まで。

ダメ元で、個人向け機種のサポートに電話してみましたが、「分かりません」と切られてしまいました。。。

とりあえず、その日はそこまでにして、翌週問い合わせることにしたのでした。

【続く】

Excelのシートが消えた?

「Excelのシートが全部消えてしまったんですけど…」

こんなお電話を頂きました。

電話でお話を伺っている限り、シートが1つだけで他のシートが無くなってしまったっぽい。

シートの削除は元に戻らないので望み薄かなぁ
なんて思い、念の為にそのファイルをメールで送って頂きました。

(以下の画像はサンプルのファイルで同じ状況を見ていただいています。)

excel1

あれ?

確かにシートの表示ないけどこれって。

excel2

こういうことだったんですね。

つまり、当該ファイルのウィンドウの「最大化」が外れていて、メインのウィンドウより小さくなっていた、と。

なので、シート表示が「表示されていなかった」だけだったのです。

excel3

一旦Excelの親ウィンドウを最大化した上で、該当ファイルのウィンドウの最大化ボタンをクリックして…

excel4

無事、すべてのシートが表示されるようになりました。

お客さんも一安心。

ほんと、こういう仕事してると色々なケースに出会えるものですね。

 

Dellのサーバにて接続不可のトラブル

今回のトラブルは結構焦りました。

そもそも、お客さんのシステムサーバにてふと思った疑問がきっかけ。

サーバはDELLさんのPowerEdge T300だったのですが、見ているとサーバ管理ツールらしきものがまったく入ってない。

「これって。もしRAIDが崩壊したらどうやって分かるんだろう?」
と思って、なにげにDELLさんに電話しました。

DELLさんは個人向けパソコンは海外のスタッフ対応みたいですが、法人向けモデルでは私が問い合わせする時はいつも丁寧に日本の方が対応してくれます。

問い合わせた所、「Dell OpenManage Server Administratorというのを別途インストールすれば、管理ツールが使用できるようになる」とのこと。

…それは最初から入ってないんですね(^_^;)

というわけで、ダウンロード先を教えて頂いてインストールしてみました。

…と、インストールした直後、クライアントからリモートデスクトップの接続ができなくなった。

しかもSQL serverの接続もできなくなった。

でも、共有フォルダには普通にアクセスできる

お客さんはシステムがストップしたまんま。

えらいこっちゃと再起動かけるも効果なし。

OpenManage Server Administratorをアンインストールして、さらに再起動。

でも繋がらない。

これはヤバイ

DELLさんにもう一度電話。

最初に対応してくれた方とは別の方が出られましたが、経緯を伝えて、履歴も調べてもらって、しばらく後に
「一度ネットワークカードのファームウェアをアップデートしてもらえないか?」
との解答を頂きました。

メールにて、あてるファームのダウンロード先も頂いて、ファームアップ。

どきどきしながら再起動。

こういう時の起動時間って、ものすごく長く感じるのですごく嫌です(^_^;)

再起動後、なんと無事に接続できるようになりました!\(^o^)/

あー、びっくりした。

お客さん、迷惑かけまして、本当にごめんなさい。m(_ _)m

その数時間後、夜に再度最初に対応頂いたDELLの方からお電話頂きまして、「すみませんでした」と謝られました。

こういう所ってホントDELLさんは行き届いているので、同じサポート業の私も見習っております。

結局、原因としては、今回あてたOpenManage Server Administratorというツールと、BroadcomのNICのファームウェアの互換性の問題があったとのこと。

たぶん同じ症状にハマったの、私だけじゃなかったんでしょうね。

全国で冷や汗書いた人が何人、何十人もいたとなると、ちょっと安心するような、しないような。

しかし、DELLさんに電話せずに自力で解決しようとしてもたぶんここにたどり着くのは至難の業のような。。。

というわけで、もし同症状で冷や汗かいてる方がいたら、この記事見て助かる事がありますように。(-人-)

IEでフォルダ名が「C:\fakepath\…」と表示される

電子入札を行なっているお客さんからのお問い合わせ。

「サイトにファイルをアップロードするんですけど、『フェイクパス』って出るんです」

最初はなにかのウイルスかと思ってびっくりしました。
Internet Explorer 8のセキュリティ上の仕様のようですね。

IE8でサイトにファイルをアップロードしようと用意されている「参照ボタン」等から、PC内のファイルを指定するとファイルの場所が「C:\fakepath\ファイル名」とかになってしまいます。

早速お電話にて解決法を。

1.[インターネットオプション]の[セキュリティ]タブより[インターネット]を選択して[レベルのカスタマイズ]

2.「サーバにファイルをアップロードするときにローカルディレクトリのパスを含める」というのが下の方にあるので「有効にする」に変更

これで、無事アップロードできました。

しかし、いきなり「fakepath」とか出てきたら、びっくりしますよね。

 

WindowsUpdate(KB2685811)の更新でエラー

結論から先に言っちゃうとまだ調査中の件です。

WindowsUpdateでどうしてもエラーになってしまうPCの対応。
更新が止まってたらしく50件以上をいっきにあてると「更新の失敗」となります。

環境はWindows7の32bitです。

何が原因だろうな、と思い、とりあえず大量にあった更新を小分けにして、ちょっとずつ当てては再起動…と繰り返すと、この「Windows7用カーネルモードドラーバーフレームワーク」KB2685811というのでエラーが出ていることが判明。

KB2685811

検索してみると同様の事例が多数。

大半は解決策として「環境変数のtmpとtempをC:\Windows\Tempに戻す」と。

たしかにこのマシンのユーザー環境変数は上記フォルダになっていません。
(でもこれがデフォルトだと思うんだけどなぁ)

KB2685811

システム環境変数のtmpとtempはC:\Windows\Tempです。

というわけで、さっそくc:\windows\tempに環境変数を変更して早速インストール。

……あれ?

やっぱり失敗する。

その後、ユーザー環境変数もシステム環境変数もc:\に変えてみたり…、色々とやっては見るのですが、何度やっても失敗。

しかも失敗すると「Windows更新プログラムの構成中」で長時間固まっちゃうから、効率悪いのなんのって。

とかしているうちに半日を要してしまいましたorz

どうしようもないし、もう夜も遅くなってきましたので、とりあえず更新の対象から外して様子をみることにしました。

また日を改めてチャレンジしてみよう。

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

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