実績・実例

パソコン修理・トラブル対応

Excelのシートが消えた?

「Excelのシートが全部消えてしまったんですけど…」

こんなお電話を頂きました。

電話でお話を伺っている限り、シートが1つだけで他のシートが無くなってしまったっぽい。

シートの削除は元に戻らないので望み薄かなぁ
なんて思い、念の為にそのファイルをメールで送って頂きました。

(以下の画像はサンプルのファイルで同じ状況を見ていただいています。)

excel1

あれ?

確かにシートの表示ないけどこれって。

excel2

こういうことだったんですね。

つまり、当該ファイルのウィンドウの「最大化」が外れていて、メインのウィンドウより小さくなっていた、と。

なので、シート表示が「表示されていなかった」だけだったのです。

excel3

一旦Excelの親ウィンドウを最大化した上で、該当ファイルのウィンドウの最大化ボタンをクリックして…

excel4

無事、すべてのシートが表示されるようになりました。

お客さんも一安心。

ほんと、こういう仕事してると色々なケースに出会えるものですね。

 

Dellのサーバにて接続不可のトラブル

今回のトラブルは結構焦りました。

そもそも、お客さんのシステムサーバにてふと思った疑問がきっかけ。

サーバはDELLさんのPowerEdge T300だったのですが、見ているとサーバ管理ツールらしきものがまったく入ってない。

「これって。もしRAIDが崩壊したらどうやって分かるんだろう?」
と思って、なにげにDELLさんに電話しました。

DELLさんは個人向けパソコンは海外のスタッフ対応みたいですが、法人向けモデルでは私が問い合わせする時はいつも丁寧に日本の方が対応してくれます。

問い合わせた所、「Dell OpenManage Server Administratorというのを別途インストールすれば、管理ツールが使用できるようになる」とのこと。

…それは最初から入ってないんですね(^_^;)

というわけで、ダウンロード先を教えて頂いてインストールしてみました。

…と、インストールした直後、クライアントからリモートデスクトップの接続ができなくなった。

しかもSQL serverの接続もできなくなった。

でも、共有フォルダには普通にアクセスできる

お客さんはシステムがストップしたまんま。

えらいこっちゃと再起動かけるも効果なし。

OpenManage Server Administratorをアンインストールして、さらに再起動。

でも繋がらない。

これはヤバイ

DELLさんにもう一度電話。

最初に対応してくれた方とは別の方が出られましたが、経緯を伝えて、履歴も調べてもらって、しばらく後に
「一度ネットワークカードのファームウェアをアップデートしてもらえないか?」
との解答を頂きました。

メールにて、あてるファームのダウンロード先も頂いて、ファームアップ。

どきどきしながら再起動。

こういう時の起動時間って、ものすごく長く感じるのですごく嫌です(^_^;)

再起動後、なんと無事に接続できるようになりました!\(^o^)/

あー、びっくりした。

お客さん、迷惑かけまして、本当にごめんなさい。m(_ _)m

その数時間後、夜に再度最初に対応頂いたDELLの方からお電話頂きまして、「すみませんでした」と謝られました。

こういう所ってホントDELLさんは行き届いているので、同じサポート業の私も見習っております。

結局、原因としては、今回あてたOpenManage Server Administratorというツールと、BroadcomのNICのファームウェアの互換性の問題があったとのこと。

たぶん同じ症状にハマったの、私だけじゃなかったんでしょうね。

全国で冷や汗書いた人が何人、何十人もいたとなると、ちょっと安心するような、しないような。

しかし、DELLさんに電話せずに自力で解決しようとしてもたぶんここにたどり着くのは至難の業のような。。。

というわけで、もし同症状で冷や汗かいてる方がいたら、この記事見て助かる事がありますように。(-人-)

IEでフォルダ名が「C:\fakepath\…」と表示される

電子入札を行なっているお客さんからのお問い合わせ。

「サイトにファイルをアップロードするんですけど、『フェイクパス』って出るんです」

最初はなにかのウイルスかと思ってびっくりしました。
Internet Explorer 8のセキュリティ上の仕様のようですね。

IE8でサイトにファイルをアップロードしようと用意されている「参照ボタン」等から、PC内のファイルを指定するとファイルの場所が「C:\fakepath\ファイル名」とかになってしまいます。

早速お電話にて解決法を。

1.[インターネットオプション]の[セキュリティ]タブより[インターネット]を選択して[レベルのカスタマイズ]

2.「サーバにファイルをアップロードするときにローカルディレクトリのパスを含める」というのが下の方にあるので「有効にする」に変更

これで、無事アップロードできました。

しかし、いきなり「fakepath」とか出てきたら、びっくりしますよね。

 

WindowsUpdate(KB2685811)の更新でエラー

結論から先に言っちゃうとまだ調査中の件です。

WindowsUpdateでどうしてもエラーになってしまうPCの対応。
更新が止まってたらしく50件以上をいっきにあてると「更新の失敗」となります。

環境はWindows7の32bitです。

何が原因だろうな、と思い、とりあえず大量にあった更新を小分けにして、ちょっとずつ当てては再起動…と繰り返すと、この「Windows7用カーネルモードドラーバーフレームワーク」KB2685811というのでエラーが出ていることが判明。

KB2685811

検索してみると同様の事例が多数。

大半は解決策として「環境変数のtmpとtempをC:\Windows\Tempに戻す」と。

たしかにこのマシンのユーザー環境変数は上記フォルダになっていません。
(でもこれがデフォルトだと思うんだけどなぁ)

KB2685811

システム環境変数のtmpとtempはC:\Windows\Tempです。

というわけで、さっそくc:\windows\tempに環境変数を変更して早速インストール。

……あれ?

やっぱり失敗する。

その後、ユーザー環境変数もシステム環境変数もc:\に変えてみたり…、色々とやっては見るのですが、何度やっても失敗。

しかも失敗すると「Windows更新プログラムの構成中」で長時間固まっちゃうから、効率悪いのなんのって。

とかしているうちに半日を要してしまいましたorz

どうしようもないし、もう夜も遅くなってきましたので、とりあえず更新の対象から外して様子をみることにしました。

また日を改めてチャレンジしてみよう。

VBAでブレークポイントもないのにプログラムが止まる

今回は、AccessのVBAを使用したシステムを利用しているお客さんのお話。

実は1ヶ月ほど前に、そのシステムでちょっと調査することがございまして、何箇所かブレークポイントを設定したりして動きを追ってたんですね。

その時はそれで終了して、当然ブレークポイントもすべて消しておきました。

ところが、どうもそこを通るときに実行が中断してしまうとのこと。

見てみると。
確かに[中断]と出ております。

けど…
ブレークポイントなんかありゃしません。

んん~~~~????

グーグルの大先生に聞いてみると。

Office XP、および Office 2003 でブレークポイントを設定していないのにプログラムの実行が一時中断される

Microsoft Office XP (以下、Office XP)、および Microsoft Office 2003 (以下、Office 2003) において、VBA プログラム内でブレークポイントを設定していないのに、プログラムの実行が一時中断されてしまう場合があります。

この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を実行します。
・中断するコード内で改行を挿入します。
・最適化機能があるアプリケーションの場合は最適化を実行します。
・Office XP、または Office 2003 を再インストールします。
・VBA のコードを全選択して切り取り、メモ帳などに貼り付け、再度 VB Editor に同じコード内容で貼り付け直します

嫌です、再インストールは嫌です。

なんて思いながら「該当箇所で数カ所改行+挿入した改行を削除」をしてみると。

あら不思議治りました。

不思議っていうか、何もないのにここで止まる事自体が「不思議」なんですけどね。

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

▲ このページの先頭へ