実績・実例

パソコン修理・トラブル対応

TP-linkのVPNでRESOLVE: Cannot resolve host address

私の事務所のファイルサーバーに出先から接続するときはYamahaのルーターのVPNを使用していました。
昔のルーターなのでPPTP接続です。

しかし、まぁPPTPもセキュリティが云々と随分前から言われますし、なによりiOS10以降、iPhoneのテザリングではPPTPが通らなくなったのが困りものです。

というわけで、TP-Linkのルーターに付属している機能のOPEN VPNが使用できるかどうか試してみました。

TP-Linkのルーターを使うと、TplinkDNSという無料のDDNSサービスが使用できます。

設定自体は本当に管理画面で何度かクリックするだけで終わります。簡単。

クライアントパソコンにOPEN VPNクライアントをインストールしまして、証明書を入れまして、iPhoneのテザリング環境下でつなげようとすると…。
RESOLVE: Cannot resolve host address
というエラーで止まってしまいます。

あれ?なんで?名前解決できてない?
と、nslookup等で引いてみると、確かに引けない。

試しに接続先をIPアドレスに変えて接続してみると正常に接続しました。

でも、cmanなどの外部サイトでDDNS名で検索すると、きちんと名前解決されます。

なんでだろう、何が足りないんだろうと、半日程悩みました。

翌日、ふと思いまして、ネットワークアダプタのDNSサーバーを自動取得ではなく、Google DNSにしてみますと…。
接続できた。

なぜ?なぜテザリングで振られるDNSサーバー(iPhone)では名前解決できないの?
ちなみに私はauのiPhoneを使用しております。

ちなみにTplinkdnsでは***.tplinkdns.comという名前が振られるのですが、「tplinkdns.com」単体ではIPアドレスを引けません。
これが原因なのかなぁ(適当)

しかたないから、しばらくGoogle DNSを使うか、新しいYAMAHAのルーター買うか…。

NTTのルーター OG410Xaのポート開放

お客様の事務所にwebカメラを3台つけることになりまして、NTTからレンタルしている
OG410Xaという機器のポート開放を行いました。

カメラは普通に80番ポートで待ち受けてます。
管理画面に「静的IPマスカレード」という項目があるのでこちらを使用して
8081ポート→カメラ1 80
8082ポート→カメラ2 80
8083ポート→カメラ3 80
としたかったのですが、対象ポートは入力欄があるのに、なぜか宛先ポートを指定する項目がありません。

NTTのIPカスタマーセンター(0120-248-995)に電話しまして聞いたところ
「この機器ではポートの変換機能はございません」
とのこと(^_^;

えぇぇぇ、それって機能としてどうなのよ。
NAPTってNetwork Address Port Translationでしょ。
Translationしてないような気がするんですが(^_^;

NTTのおねえさんには要望として出していただいて、仕方ないのでカメラごとの設定を、
それぞれ外部の待ち受けポートに変えさせて頂きました。

Dropboxのファイルが消えた

これは実際に私が遭遇した事例です。

dropboxが非常に便利すぎるので、使われている方は多いと思います。

私も、自分自身でも使っていますし、他の方とファイルを共有する際にも重宝しております。

ところが、先日、とあるフォルダを共有している方から「共有フォルダの中のファイルがごっそりなくなっている」と連絡を受けたのです。

「DropboxはWebから入れば編集や削除は復元できるから試して下さい」
とお話して、Webからイベントを調べてもらうと…。

「キンギョさんが*日の*時*分に消していますよ」と。

は?いやいや、絶対に消してないし!!
その時間にそのフォルダは触ってないから!!!!

と思いつつ、自分でも調べてみました。

Webのイベントから詳細な情報を見れます
QS_20150303-101047

QS_20150303-101121

うわ!!本当に自分が消してた!!!!

でも、そんな覚えないし、不正アクセスとかだと怖いので、ちょこっと調べてみました。

削除された時間、何をしていたかを調べてみました。

その前日、外出先でノートパソコンを立ち上げて、削除されたフォルダとは全然関係ないファイルを編集しました。

そして、その削除された時間にノートパソコンを事務所で立ち上げまして、ネットにつなげて、上記ファイルをdropboxに上げまして、デスクトップでそのファイルを編集しようとしました。

その際です。
ノートPCからdropbox内のファイルを更新したはずなのに、なぜか更新されていなかったのです。

「おかしいな?」とサイドノートを立ち上げて、アップしなおして…というの事をしたのが分かりました。

どうも、このノートPCがあやしい?

というわけで、勝手に同期されないように、ノートパソコンの無線を切ってから立ち上げてみます。

あります。確かに削除されたというフォルダは「ノートパソコンの中にはあります」。

無線を有効にすると、その「復元されたフォルダ」で、「削除してないのに削除したことになっているフォルダ」が上書きされ始めました。

ここからは完全に推測になるんですが、どうもこのノートPCにインストールしているdropboxがなんらかの原因で「削除していないのに、削除したと判断してクラウド上のファイルを削除した」というような気がします。
しかし、ノートPC内には残ってるし全然触っていない。

怖いのが、調べてみると「dropbox内のファイルが勝手に消えた!」という事例は、ちょこちょこと起きている模様。

去年末には、一定条件のものがバグで消えるというニュースが話題になりました。

dropboxの履歴は「30日以内」であれば復元できます。

今回は頻繁につかうフォルダだったのですぐに判明しました。

…が、これ気付かずに30日超す可能性だって十分考えられます。

やはり、過信は禁物ですね。

クラウドとはいえ、大事なデータは定期的にバックアップしておきましょう。

ヤマハルーター IP電話を配下に

前回の続きです。
ここからはたぶん稀なパターンですけど、今後あまりやることもなさそうなので備忘録がてらと、誰かの役に立てばと投稿しておきます。

お客様の現在の環境はルーターとしてRT58iを利用。
さらに、RT58iにてFusionのIP電話を利用。

ここがネックだったんですね。
なにせ、弊社環境でテストできないので、ぶっつけ本番で設定するしかなかったんです。

現在のIP電話の設定はこんな感じ

例によってヤマハさんのサポートによると、きちんと参考ページも用意されていて
SIP-NAT機能を利用する
を参考にしてください。
とのこと

(余談ですけど、ヤマハさんのサポートはすごく素晴らしいんですけど、出られる方によってこのページ教えてくれる人もいれば、「IP電話の仕様によりますので」と済ましちゃう方もいて…。
実は、このページを以前サポートから聞いていたんですがアドレスを失念してしまいまして。
それを言わずに電話したら「参考ページはないです」と一刀両断されてしまいました。
「実は以前教えてもらったんですけどー」と情報を出したら、いろいろ調べてくれてここに到着したという次第です)

それはともかく、上記参考ページのように
「UDPの5004から5060と、TCPの5060を通してください」
というわけですね。

ん~、意外と簡単。

というわけで、さっそくぶっつけで設定

…が。
IP電話側からの発信はできるけれど、外部からの着信ができない。
また、IP側からの声は外部に聞こえるけど、外部の声がIP電話側に入ってこない。

なぜだ???

と冷や汗流しつつ、四苦八苦してて、ミスに気がつきました。
というよりバラしちゃうとヤマハさんに教えてもらいました。

「nat descriptor sip 1 on」
の記述抜けw

通すだけって言ったじゃん~
とかいうのは完全に責任転嫁です、ごめんなさい。

設定後すぐは状況変わらなかったんですが、10分ほど放置してたら、無事、発着信も通話もできるようになりました。

なんとか、この納品も無事に完了しそうです。

ヤマハルーター VPNクライアントソフトウェアの利用設定

ヤマハRTXを利用したVPN接続を行いました。

よく行う設定は、RTXを利用した拠点間接続や、外部からのPPTP接続設定。

いわゆる、本支店間をVPNでつないだり、外部から社内ネットワークに入りたいというご要望ですね。

今回は、端末側にVPNクライアントソフトウェアをインストールしてIPsec接続を行いつつ、PPTP接続も行うといった設定になりました。

現状は2拠点でRT58iを利用して両拠点をVPNで繋いでおり、なおかつ、営業さんが出先からPPTP接続で社内サーバを利用しております。

PPTP接続では最大接続数が4接続の為、スタッフが増えてきて接続数オーバーの為、接続できないことが増えてきているとのこと。

といわけで、RTX1200とVPNクライアントソフトウェア(同時接続版)を利用しましょうとご提案しました。

多少値ははりますが、これだとインストール台数自体は無制限ですし、10人まで同時に接続出来るので業務効率は上がるはずです。

ヤマハさんは電話サポートもしっかりしてますし、設定例もサイトに多数あがってるので本当に助かります。

今回はこちらを参考にさせて頂きました。
VPN接続先との通信 (YMS-VPN8同時接続ライセンス版を利用)

まぁ、いくらやっても私の凡ミスは無くならずに四苦八苦しつつ(^_^;)

関係無いですけど、なぜかこういう作業を煮詰まった状態でやるとしょうもないミスに気づかず、諦めて帰って寝て、翌日見直すとあっさりミスに気づいたり事が多いです、私(^_^;)

なんとかVPNクライアントソフトウェアからの接続は無事確認でき、この設定例のままですとIPsecだけですので、PPTP接続用の設定も加えていきます。

…が、ここで大ハマリしてしまいした。

どうにもこうにもパソコンから接続できない。

ヤマハさんに電話で問い合わせてみると、
「クライアントソフトウェアがインストールされているとPPTP接続できませんので、アンインストールしてください」
とのこと。

あぁ、そうなのか。
とアンインストールしたが、それでもやっぱりダメ

ヤマハさんも「設定はこれで問題ないはずなんですが。」というわけで、電話切るモードになってしまったので、諦めて自力でさらに四苦八苦。

どうにも納得行かないのが接続時に
yamaha事例1
と出る。

これ通常なら「PPTP接続」と表示されるはずですよね。

それで
yamaha事例2
と弾かれる

Windows側からL2TPで接続しにかかってるんですよね。

ルーター側の設定が問題無いとしたら、これはパソコン側の設定かなぁといろいろと見なおしていると。

見つけました。

接続プロパティのここが
yamaha事例3
「自動」になってるんですよね。

これを「PPTP」に指定してやると繋がりました。

もちろんVPNクライアントソフトウェアはインストールしたままでもOKです。

しかし、これ、自動のまま繋がらないのってルーター側の設定漏れかなにかなのかなぁ…。

もしかして、なにか書き足してやると自動でも繋がるのかな…。

と思い、詳細内容をヤマハさんのサポートに投げてみました。
(現在1週間ほど経過しましたが返答はまだです)

返答あったら、またご報告させて頂きます。

さて、このルーター。
まだやることがありまして、それは次回に書かせて頂きます。

【続く】

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

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