実績・実例

実績・実例

BEATのアンチウイルスソフト

富士ゼロックスさんが提供している「BEAT」というセキュリティ対策製品があります。

インターネットと社内LANの境界で、ウイルスの侵入を阻止したり、不要な通信を遮断したり、社外からのアクセスを提供したりと、なかなかによく出来た製品です。

(ただ、ファイアウォールに例外ルールを作ることができなかったり、細かな設定変更などは出来ないところが強いて言えばちょっと難点です)

KINGYO-ASSISTでメンテナンスさせて頂いておりますお客さんでも、このBEATを使用されている会社が数社あります。

このBEATが提供している、F-Secure社製のクライアントパソコン用のアンチウイルスソフトがあります。

この設定でちょっと変わったおもしろい(?)事があったので、記しておきます。

定期的にウイルススキャンを行ってくれる「スケジュールスキャン」の設定ですが、
・開始時刻を指定する
・指定アイドル時間が経過したら開始する
の2通りから選ぶことができます。

f-secure

時刻指定だと、昼休みなどを指定しますが、たまたま忙しい時にスキャンがかかったり…なんてこともあるので、アイドルした時、つまりパソコンを使ってない時を自動で判断してくれたら良いな、と思いこのオプションを選択しているパソコンが何台もあるんですが。

全然スキャンが走った記録が残ってないんですよね。

BEATを使われている複数のお客さんで、これは共通した症状でした。

前々から不思議だなぁと思いつつ、仕方ないので時刻指定していたんですが、なんか気持ち悪いのでゼロックスさんのBEATサポート窓口に電話してみました。

そこの方が言うには
「指定のアイドル時間が経過したらスキャンされます。ただしCPU使用率何%以下をアイドルと判断しているかは非公開です」
とのこと。

でも、その電話をしている間、パソコンを触らずに数分放置してみたんですが、やはりスキャン走らないんですよね。

それに複数社、複数台でスキャンが走らないってのもありえない話なんじゃないですか?これ実は機能してないんじゃいですか?

てゆうか、本当に機能しているなら、そちらのパソコンで一度設定して放置して走るか見てくださいよ

と、なかば文句つけるような形でお願いしてみたところ、ありがたくゼロックスさんの方で試してみてくれることになりました。

電話を切って数分後。

先ほど電話対応してくれた方から電話がかかってきました。

なんかすごい申し訳無さそうな声で。

聞くに、

「実はこの『指定アイドル時間が経過した場合』ってオプションなんですが、指定した日の深夜0時からそのアイドル時間が経過した場合に走るという仕様でした」

つまり、10日にアイドル時間5分経過でスキャンする設定の場合、
10日の深夜0時から0時5分の間にアイドル状態だったらスキャンする
という仕様とのこと。

昼間いくら放置してもスキャンしません。

私「・・・え?それって意味なくないですか???」

ゼロックスさん「そうですねぇ」

という、変態仕様でしたw

別に時刻指定にすりゃ良いだけの話なんで、「なんでそんななってるんだよゴルア」とかゴネることもしませんでしたが、
普通それは思いつかないだろ
と思うので、設定画面に明記するか、その仕様を変えてほしいなぁとリクエストだけしておきました。

しかし、この仕様を作った人って、何考えてこんな仕様にしたんだろ????

さくらインターネットからGmailへの遅延

KINGYO-ASSISTはさくらのレンタルサーバを利用してるのですが、外出先からのメール確認用にGoogleappsのGmailに転送しています。

ところが、昨年末、お客さんのパソコンを設定して、メールのテスト送信したら届かない。

あれ??設定間違えた?と思って色々設定しなおしたりしてみたんですが、なんてことはないGmailに届いてないだけでした。
(携帯に送ったらすぐ届いたので気づいたのですが、ムダな時間を費やした…)

それからも時折、数時間程度の遅延が発生するので、おかしいなぁと思っていたら1月16日のアナウンスで

「さくらのレンタルサーバ」における「Gmail」および「Google Apps」宛てのメール遅延に関するお知らせ

 現在、弊社が提供しております「さくらのレンタルサーバ」サービスにおきまして、Google社のWebメールサービス「Gmail」および「Google Apps」宛ての送信に遅延が発生している事象を確認しております。
原因につきましては現在調査中です。
判明次第本ページにてお知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

ですって。

ちなみに、うちの環境ではすべてが遅延するわけではなく、一部が遅延します。

まぁ、さくらも格安ですし、 Gmailも無料で使わせてもらってるんで、のんびり回復するのを待ちましょう。

中の人、がんばってください。

 

【追記】
1/24に以下の内容が追加されていました

> 現在、「Gmail」および「Google Apps」宛ての遅延については収束していることを確認しております。
> 調査の結果、主にIPv6対応のサーバにて発生している事象であることが確認できました。
> また、Google社のガイドラインにおいて、IPv6に対して電子メールの送信ドメインを認証する仕組みである「SPF(Sender Policy Framework)チェック」などの厳しい対策を実施している旨が明記されていることを確認いたしました。
さくらのレンタルサーバ」における「Gmail」および「Google Apps」宛てのメール遅延に関するお知らせ(追記)

スクウェア·エニックスアカウント(フィッシング詐欺メール)

1

──────────────────────────────

お客様

株式会社营团社サービスシステムをご利用いただき、ありがとうございます。

システムはお客様のアカウントが異常にログインされたことを感知しました。

下記のログイン時間を照らし合せてご本人様によるログインであるかどうかご確認お願いします。

ログイン地点 ログインIP ログイン時間

大阪 61.204.255.255 2014-01-15 04:25

ご本人によるログインでなければ、アカウントの安全に問題があると考えられます。

以下のURLをクリックし、画面の案内にそってパスワードの再設定を行ってアカウントを保護してください。

https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account

(上記URLをクリックしてもページが開かないときはURLをコピーし、ご利用のウェブブラウザーのアドレス入力欄に貼り付けてお試しください)

もし、ご本人によるログインでしたら、お手数ですが本メールの破棄をお願いいたします。

ご意見やご要望

スクウェア·エニックス会社

2014年01月16日
──────────────────────────────

「こんなメールが届いたんです」という相談を頂きました。

株式会社营团社サービスシステム、ってなんなんだよって話ですけど(^_^;)

もうフォントからして怪しいですが、本当にスクエニでアカウント持っている方だと「えっ?」って思うかもしれませんね。

メール本文中にはってあるリンクの
https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account
という箇所ですが、ここだけ見ると、本当にスクウェア・エニックスのログインページとして実在します。

ところが、ここをクリックして飛ぶリンク先は
http://secure.square-enix.com.a.zf-j.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account
です。

square-enix.comドメインではなく「zf-j.com」ドメインなんですね。

htmlでいうと
<A href=”http://secure.square-enix.com.a.zf-j.com/account/app/svc/Login.htm?cont=account“>https://secure.square-enix.com/account/app/svc/Login?cont=account</A>
となってるわけです。

メール文中のリンクにマウスをあわせると、ウィンドウ下部のリンク先には

2

と、本当のリンク先が表示されています。

…が、まぁ普通そんなところまでは細かく見ませんよね。

もし開こうとしても、現時点ではブラウザ側で

image04

image03

のような警告をだして止めてくれます。

ただ、いたちごっこですので、そのうちにドメインを変えて同様のメールを送ってくるでしょう。

「身に覚えがないメールは開かない」とは言っても、本当にそのサービスを使っていたり、最近多いUFJなどの銀行を語るフィッシングメールですと、件名だけ見て身に覚えがないかどうか判断するのは難しいですね。

文中の言葉使いなどで、明らかに怪しいな、と判断できるものが大半です。

でも、日本人が本当のメールを真似て正しい言葉遣いで書いてしまうと…と考えると、恐ろしいですね。

DELLの修理でハードディスクを交換すると

私はDELLのパソコンは、ホームページに出てる最安値で買おうとすると、オプション等もすべてない状態でいざという時に困ってしまう場合があります。

ですので、私はいつも状況に応じてオプション等も選定して、DELLさんの弊社営業担当さんに見積依頼をします。

…で、今回は、私からではなく、他のシステム屋さんからPCを購入されたお客様の件で、「えー!」って事が発生しました。

ひょんな事から、ハードディスクの交換となってしまったPCがありました。

このPC、購入時にWindowsリカバリメディアを付けずに買っていたらしいのです!

ですので、PCは工場に送って、そこでパーツ交換、Windowsを入れてもらって返送、となりました。

修理が出来上がったPCを見て、「リカバリディスクを作っとかないからだよなぁ」なんて思ってプログラムを見ると…

あれ?ない!? リカバリメディアの作成ツールがない!

え?どうして?

と思ってディスクの管理を見てみると。。。

yoneda

リカバリ領域が何もない!!

え?じゃぁどうしたらいいの?メディア買ってないし、領域もないし???

ってなことでDELLさんに電話して聞いてみました。

「メディアもないし、領域もないし、なんかあったら、これどうしろっていうでしょう…??」

って聞いてみたら結構保留された結果。

リカバリメディア無しで購入して、
・ハードディスクの交換修理をした場合、リカバリ領域は無くなる
 (これは購入時にメディアあり無し関係なく、領域のないHDDに交換となる)
・メディアが必要なら別途購入して頂く必要がある(3500円程度)
・ただし、HDD以外でもパーツ故障に伴う再インストールであれば、工場にてWindowsを入れる

とのことでした。

 

う~ん。

「工場に持ち帰って出荷時の状態に戻す」って聞くと、リカバリ領域込みで治ってくると思いません?

とにかく「リカバリディスクは買ったらすぐに作れ」につきますね。

 

Google日本語入力で変換モードがポップアップ

ふと気がつくと、Google日本語入力(GoogleIME)なんですが、先日のアップデートで機能追加がされた模様で。

変換モードを切り替えると、カーソル周辺に「あ」や「A」などのモードが表示されるようになりました。

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見慣れないポップアップに、最初、なんのソフトが出してるのか、一瞬焦りました。

分かるやすいと言えば分かりやすいかもしれませんが、これがのべつまくなしに表示される。

エクセルでも。

0820-2

これが細かな作業をしてる時には、はっきりいって邪魔になります。

私にとってはこの機能はデメリットの方が多いなぁと設定を探したら、解除する設定がありました。

Google日本語入力のプロパティを表示して、「入力補助」タブの「カーソル周辺に入力モードを表示する」のチェック。

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これを外してやると、めでたく表示されなくなりました\(^o^)/

機能追加するのは良いんですが、最初から有効になってるのは、困るなぁ、とか思った次第でした。

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

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